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社会的企業

2017.10.30経営戦略

社会的企業とは、株主、オーナーのために利益の最大化を追求するのではなく、コミュニティや活動に利益を再投資し、社会的、環境的課題に取り組んでいる企業やNPOです。

具体例としては、地方の活性化や地産地消を目指す農場経営、児童養護施設の退所者への就職支援を行う企業、障がい者を積極的に雇用して社会貢献に役立たせる企業などが挙げられます。

 

社会的企業というと、みなさんNPOを想像するかもしれませんがその形態は様々で、株式会社や合同会社もあれば協同組合といった形をとっているものもあります。

社会的企業とは、特定の組織形態を表すものではなく、その役割やコンセプトに焦点を当てた概念と言えます。

社会的企業の特性は①誰も手をつけようとしなかった分野や問題に企業家精神を持ってチャレンジする革新性②ビジネスとしての持続性と安定性③社会性と事業性、市場性と非市場性を組み合わせて自らのミッションを遂行するハイブリッド(複合的)な組織性、の三点にあると言えるでしょう。

 

欧米において社会的企業が事業を積極的に拡大し、雇用の創出に大きく貢献している点に対し、日本での社会的企業は福祉的就労しか生みだしていない場合が多く、経営的にはまだまだ弱いと考えられます。

最近ではCSR(企業の社会的責任)への関心が高いため、営利企業でも社会的視点から事業プロセスを改良するなど、社会性を向上させる取り組みが盛んです。

 

経営力を強化したいNPOなどの非営利団体と、事業性だけでなく社会性も高めたい一般企業との補完的な協働によって、社会的課題をビジネスの手法で解決していくことが可能になって行くでしょう。

 

会社設立当初は社会的企業としては余裕がないかもしれませんが、いずれは社会的企業として貢献していくということを視野に入れておくのもいいかもしれません。

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