AIDMA
2017.06.29マーケティング
AIDMAとは、Attention（認知）、Interest（関心）、Desire（欲求）、Memory（記憶）、Action（行動）の頭文字で、消費者がある商品を知ってから購入に至るまでの段階を表したものです。
消費者は企業が実施するCMや店頭でのプロモーションにより、商品を「認知」し、「関心」をもち、欲しいという「欲求」が起き、それを「記憶」した後、最終段階で購入という「行動」段階に至るといえます。
そのほかにも、まず、消費者の注意を引いて（Attention）、消費者に商品を訴求し関心を引き（Interest）、消費者に商品への欲求があり、それが満足をもたらすことを納得させ（Desire）、最終的に消費者に購入という行動を起こさせる（Action）というAIDAという消費者の購入段階を表したものもあります。
最近ではインターネットでの購入行動のプロセスを表したAISASというものもあります。
これは、欲しい商品やサービスについて検索するというSearchと購入後に商品の評価などをネット上で共有しあうといShareを取り入れたものです。
このように消費者の行動を定型化することができることもありますが、購入に至る消費者のプロセスは商品やサービスの特徴、企業が行うプロモーションなどによって異なることが多いでしょう。
ひとつのモデルにあてはめるのではなく、消費者の状況に応じて、適切なプロモーションを検討、実行を行い、消費者の行動を評価し、その後の施策に活かすことが重要でしょう。
